資料G

青森県主催平成25年度「北八甲田山登山道維持ボランティア活動報告会」参加報告

 

と き  2013年12月25日(水) 13:30〜15:30

ところ  青森県庁 西棟8階中会議室

出席者  当県連盟からは、成田会長、對馬理事の2名出席

経 過  鈴木観光企画課総括主幹が司会進行役で開会。

石戸谷観光企画課課長が「皆さまの気持ちが一つになり、8団体延べ178名の方々で登山道のボランティアをしていただいた、心から感謝申し上げる。」と挨拶。

次いで鈴木観光企画課総括主幹より、別紙活動実績一覧表・活動写真に基づき、活動報告がなされた。
次に8団体に県より感謝状が贈呈された。

その後、意見交換に移った。

@装備の管理について、酸ケ湯キャンプ場とロープウェーとするが、混合油は各団体管理とする。

A刈り払い機の刄、砥石、鎌等購入の希望が出され、購入することとした。

B谷地温泉〜高田大岳の整備の必要性について、成田初め多くの出席者から意見・要望が出された。

C仙人岱ヒュッテの雨漏りへの対処を要望され、県で対応することになった。

D三ツ石山荘の新築写真も示され、老朽化した仙人岱ヒュッテの新築が要望された。

 

【對馬発言要旨】

@ヤシロールの杭が残って転倒の危険が有る。

A管理外の道路を何故県管理に出来ないのか? 腹をくくって予算を確保し管理してほしい。

 

【成田発言要旨】

@今回酸ケ湯〜仙人岱〜小岳〜高田大岳山頂は整備されたが、谷地温泉〜高田大岳山頂は濃いヤブが残っている。登山道は県管理、管理外を問わず繋がっている、一体である、谷地温泉からも刈り払わないと県外からの登山者を呼べない。

 そこで県にお願いしたい、南八甲田のように連絡協議会を作り、道路の管理者はファジーにして、刈り払いに道筋をつけていただきたい。これには我々登山団体も正式な構成メンバーにしてほしい。そうすれば谷地温泉〜高田大岳山頂も刈り払いが出来て、県外から多くの登山者も来るものと思う。

 そして、登山口には「この登山道は登山団体のボランティアで刈り払っています。ケガ等の事故は自己責任ですので、充分注意してください。」等の立て看板を立てる等の対応で可能と思われますので、県のイニシアチブを是非お願いしたい。

 

鈴木観光企画課総括主幹より「『林野庁と相談したが、きちんとした団体(自治体)なら貸せるが任意の団体(登山団体等)では継続性に問題がある。』と言われている、再度話をする。」との答弁。

 

鈴木観光企画課総括主幹より、「資材運びへの協力をお願い出来ないか。」と打診される。

これに対して成田は、「検討するが、今日集まっている顔ぶれからわかるように現在ボランティアに従事しているのは高齢で、資材運びはきついのが現状である。」と発言。

 

最後に

 @来年も今年の分担で実施することを確認した。

 A6月頃現地説明会を開き、手直した着手届けの様式や刈り払いの仕様を確認することとした。

 

会議終了後、赤倉岳〜大岳避難小屋の刈り払い時、ロープウェーを使えば時間短縮になる、無料で使えるよう県からお願い出来ないか?と相談、県よりロープウェーに打診していただくことにした。

 

【感想】

@県まかせでなく、我々で森林管理署に出向くことを四団体で相談しなければと思った。

 

 

(報告・成田茂則)