資料F

青森県主催「八甲田山等の登山道に関する意見交換会」(第4回)参加報告

 

と き  2012年12月20日(木) 13:30〜15:00

ところ  青森県庁 北棟5階B会議室

出席者  別紙資料参照(当県連からは、成田会長、花田理事長の2名出席)

経 過  鈴木観光企画課総括主幹が司会進行役で開会。

高坂観光企画課課長が「4回目、改修工事も終わった、限られた予算なので優先度の高い所から実施した。

今後のボランティア活動について、皆さんからご意見をいただきたい」と挨拶。

議事に入り、鈴木観光企画課総括主幹より、「北八甲田山登山道における災害復旧工事の実施状況について」を別紙資料に基づき報告説明。

木道の高床式について、「地下水脈を壊し裸地化が進む恐れがある」との意見が出され、推移を見ていくこと

とした。

次に本題の「県管理の北八甲田登山道におけるボランティアの導入について」に入り、

@八甲田ゴードラインについては、八甲田ロープウェイ鰍ノ管理を委託する。

A「北八甲田登山道維持ボランティア活動要領について」提案。

参加者より

「刈り払いの仕様書が必要、油の費用は?、替え刃の支給は?、有償にすべきだ、刈り払いの講習会が必要」

等々、種々意見が出された。

鈴木観光企画課総括主幹は、「油、替え刃は現物支給する、来春早々鹿内組を呼んで講習会を行う」等答弁。

ボランティア団体を募って2013年より実施していくことを確認し閉会した。

 

【花田発言要旨】

@刈り払いの仕方について、講習会が必要ではないか。

Aボランティアと業者の刈り払い箇所は?

 

【成田発言要旨】

@我々登山団体は、県管理登山道の整備より、管理者不在と言われている谷地温泉〜高田大岳山頂、田代平〜高田大岳・小岳鞍部、みちのく温泉〜赤倉岳の荒廃を問題視している、どうするつもりか。

 

鈴木観光企画課総括主幹答弁「県管理道以外は森林管理署の所有、森林管理署よりは借りてほしいと言われているが、奥入瀬渓流事故があり中に入っていけない、底地の整理をつけ前へ進めたい」

 

【成田発言要旨】

A青森県としては底地を借りると言うスタンスに立てない、そこで環境省、林野庁にお願いしたい、「南八甲田のように底地をファジーにして、刈り払いさせてほしい。」

 

北橋十和田自然保護官事務所首席保護官「県が頑張っているのでもう少し待ってほしい。」

 

【花田発言要旨】

B(すかさず)「もう少しとは何時までか。」

 

北橋十和田自然保護官事務所首席保護官「・・・・もう少し・・・・」

 

馬場青森森林管理署長「林野庁としても協力する。」

 

【感想】

@とりあえず北八甲田の県管理登山道の整備で発言力を高め、管理者不在登山道整備につなげねば。

(報告・成田茂則)